
笠岡市出身として実感する
「かぶとバイオファーム発電所」の効果
VOICE
05
桒田 朋果
KUWADA TOMOKA
かぶとバイオファーム合同会社
技術員
以前は、臭気が市街地まで届き、
学校の窓を開けられない日も。
私は地元・笠岡市の出身です。この地域は畜産業が非常に盛んですが、牛からの排泄物による臭気の問題があり、以前は風向きによって市街地まで臭気が届くことがあり、私が在籍していた学校でも、窓を開けられない日が年に何度かありました。
しかし、2024年9月に「かぶとバイオファーム発電所」が稼働を開始してから、匂いの問題は明らかに改善されてきたと感じています。実際、私の周囲からも「最近はほとんど気にならなくなった」という声を多く耳にします。現在の処理能力では、まだ地域全体の牛ふんをすべてカバーできているわけではありませんが、今後、施設の規模がさらに拡大すれば、この問題はより大きく前進すると期待しています。



密閉型の発酵槽のおかげで
周囲への臭気による影響が軽減。
この発電所では、牛ふんから発生するメタンガスをエネルギー源として活用し、電気を生み出す仕組みを採用しています。発酵の際に発生する匂いは、ドーム型の密閉発酵槽によって大幅に抑えられており、開放型と比べて周囲への影響が少ないことを実感しています。
日本最大級のバイオマス発電施設の
可能性を広げていきたい。
さらに、「かぶとバイオファーム発電所」は日本最大級のバイオガス発電施設であり、国内で初めて濃縮装置を備えたプラントでもあります。この最新技術により、牛ふんから生産される液肥の量は、投入された原料の約半分程度に減量します。地域の環境改善と再生可能エネルギーの供給、そして良質の農業用液肥の生産という、3つの大きな使命を果たしながら、今後もこの発電所の可能性をさらに広げていきたいと考えています。

